待望の“村と略奪者”アップデートが始まる ～クロスプレイ版「Minecraft 1.11」が公開

“村と略奪者”アップデートが

　米Microsoft傘下のMojangは4月23日（現地時間）、サンドボックスゲーム「Minecraft Bedrock Edition」の最新版v1.11を公開した。待望の“村と略奪者（Village and Pillage）”アップデートがリリースされている。

　「Minecraft」は、ブロックで構築された世界で自由に冒険や生活を楽しめる箱庭（サンドボックス）ゲーム。最近では教育への活用も期待されている。“Bedrock Edition”と呼ばれているマルチプラットフォームプレイ対応版はWindows 10、Xbox One、iOS、Android、Gear VR、Nintendo Switchで利用可能。Windows 10版向け「Minecraft for Windows 10」は3,150円（税込み）で“Microsoft Store”から購入できる。

「Minecraft for Windows 10」v1.11.23.0

　“村と略奪者”アップデートでは、“村”に関連する要素を一新。新しいタイプの村人はバイオームと職業によってさまざまな衣装をまとい、昼はそれぞれの仕事場で働き、夜になると家に帰るようになった。村人たちは、村の集会所（ベル）の近くに集まることもある。

　取引したいアイテムを手に取って近づけば、村人はそれと交換したいアイテムを手に取り、取引に応じてくれる。行商人が村に数日間（ゲーム内時間で）滞在し、さまざまなアイテムを売ってくれるようになったのもうれしい。

　しかし、このアップデートで実装されたのは何もよい要素ばかりではない。略奪者や邪悪な村人の一団が、村のあるバイオームを徘徊するようになったのだ。頭に旗をつけた略奪者のリーダーを倒すと、略奪者の一団その跡をつけて、復讐とばかり村を襲撃し始める。集会所のベルが鳴り響く中、新しいモブ“ラヴィッジャー”を駆る略奪者や邪悪な村人から村を守り切れれば、村の英雄として称えられるが……。

　そのほかにも、竹林のバイオームやスイートベリー、スイートベリーの茂み、焚火、仕事場のブロックといった新要素が追加されたほか、8つの新しい実績が新たに導入されている。