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既定の検索プロバイダーが原因で「Internet Explorer 11」が開けなくなる問題
Windows 10 バージョン 1803/1809などに影響、Microsoftが回避策を案内
2019年6月6日 17:29
米Microsoftは6月5日(現地時間)、特定条件下で「Internet Explorer 11」が開けなくなる問題が発生していることを明らかにした。回避策が案内されている。
同社によると、既定の検索プロバイダー(検索エンジン)が設定されていなかったり、検索プロバイダーのファイル形式が正しくない場合に、「Internet Explorer 11」のオープンに失敗することがあるという。影響する環境は以下の通り。
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
- Windows 10 バージョン 1809
- Windows 10 バージョン 1803
- Windows 10 バージョン 1709
- Windows 10 バージョン 1703
- Windows 10 バージョン 1607
- Windows 10 Enterprise LTSC 2019
- Windows 10 Enterprise LTSC 2016
この問題は、検索プロバイダーを指定しなおせば回避することが可能。同社は回避策として、以下の手順を案内している。
- 管理者権限で「コマンド プロンプト」を開き、次のように入力する。
"C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe" http://microsoft.com
- 「Internet Explorer」が開いたら[設定]ボタン(歯車アイコン)を押し、[アドオンの管理 ]メニューを選択する
- 左ペインで[検索プロバイダー]を選択する
- ダイアログ左下にある[追加の検索プロバイダーを検索する]リンクをクリックする
- 新しい「Internet Explorer」が開き、検索プロバイダーが選択できるようになるので、希望する検索プロバイダーの下にある[追加]ボタンを選択する
なお、修正プログラムの提供は6月中旬になるとのこと。