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安定版の「Google Chrome 75」に脆弱性 ~修正版が公開

メモリの解放後使用の脆弱性を修正

「Google Chrome」v75.0.3770.90

 米Googleは6月13日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の最新安定版v75.0.3770.90を公開した。1件の脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

 今回のアップデートで修正されたのは、レンダリングエンジン“Blink”に存在したメモリの解放後使用(use-after-free)の脆弱性(CVE-2019-5842)。深刻度の内訳は、同社の基準で4段階中上から2番目の“High”となっている。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応する。自動更新機能でアップデートすることもできるが、長期間起動したままで利用している場合や、アップデートを自分で管理している場合は、最新版への更新を怠らないようにしたい。