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フリーのオフィス統合環境「LibreOffice 6.2.5」が公開 ~100件超の問題を修正

次期バージョン「LibreOffice 6.3」のリリースは8月上旬

The Document Foundation、「LibreOffice 6.2.5」を公開

 The Document Foundation(TDF)は7月4日(中央ヨーロッパ時間)、「LibreOffice 6.2.5」を公開した。100件を超える不具合と機能後退(リグレッション)が修正され、安定性と品質が向上している。

 「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在“libreoffice.org”から無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7/8/10およびWindows Server 2012をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。

 「LibreOffice 6.2.5」は、新機能を積極的に盛り込んだ「LibreOffice 6.2」系統の最新版。パワーユーザーやテクノロジー愛好者、組織への導入をテストしているユーザーが対象となっている。

 なお、「LibreOffice 6.2」系統は成熟しつつあるが、エンタープライズでの展開は依然「LibreOffice 6.1」系統の最新版「LibreOffice 6.1.6」が推奨されている。「LibreOffice 6.3」がリリースされる8月上旬には、エンタープライズ向けも「LibreOffice 6.1」系統から「LibreOffice 6.2」系統へ置き換えられる予定だ。

ソフトウェア情報

「LibreOffice」v6.2系統
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows 7/8/10およびWindows Server 2012
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
6.2.5(19/07/04)