ニュース

クロスプレイ版「Minecraft 1.12」がリリース ~Realmオーナーは参加者に権限を設定可能

パフォーマンスやゲームのクラッシュ、モブに関するさまざまな不具合を重点的に修正

「Minecraft for Windows 10」v1.12.28.0

 米Microsoft傘下のMojangは7月9日(現地時間)、サンドボックスゲーム「Minecraft Bedrock Edition」の最新版v1.12を公開した。本バージョンでは、パフォーマンスやゲームのクラッシュ、モブに関するさまざまな不具合を重点的に修正。“村と略奪者(Village and Pillage)”アップデートで追加された要素もブラッシュアップされている。

 「Minecraft」は、ブロックで構築された世界で自由に冒険や生活を楽しめる箱庭(サンドボックス)ゲーム。最近では教育への活用も期待されている。“Bedrock Edition”と呼ばれているマルチプラットフォームプレイ対応版はWindows 10、Xbox One、iOS、Android、Gear VR、Nintendo Switchで利用可能(Android版は1日遅れの10日にリリースされた)。Windows 10版向け「Minecraft for Windows 10」は3,150円(税込み)で“Microsoft Store”から購入できる。

 「Minecraft Bedrock Edition」v1.12では、メインメニューのパノラマが“Aquatic”から“Village&Pillage”へアップデート。メインメニューのスプラッシュテキストも改められた。また、[ストア]ボタンは[マーケットプレイス]ボタンに差し替えられている。

v1.12ではパフォーマンスやゲームのクラッシュ、モブに関するさまざまな不具合を重点的に修正

 ゲーム関連では、モブが発する音の頻度や音量が見直され、襲撃されているときでもモブの位置がわかりやすくなった。行商人にも音が追加されている。また、“Realm”のオーナーは、参加ユーザーに対してアクセス権限を設定できるようになった。世界を自由に探検できるがアイテムに変更を加えることのできない“ビジター”、ブロックの破壊やモブへの攻撃が行える“メンバー”、コマンドも自由に使える“オペレーター”の3つが選べる。

“Realm”のオーナーは、参加ユーザーに対してアクセス権限を設定できるように

ソフトウェア情報

「Minecraft for Windows 10」
【著作権者】
Microsoft Corporation and Mojang
【対応OS】
Windows 10
【ソフト種別】
ダウンロード販売 3,150円(税込み)
【バージョン】
1.12.28.0(19/07/09)