ニュース

「Google Chrome 76」に深刻度“High”の脆弱性 ~最新版で修正

v76.0.3809.132が公開

「Google Chrome」v76.0.3809.132

 米Googleは8月26日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の最新安定版v76.0.3809.132を公開した。脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

 本バージョンでは3件のセキュリティ欠陥が修正された。Googleの外部の研究者による報告は1件で、レンダリングエンジン“Blink”における解放後メモリ利用(Use-after-free)の脆弱性(CVE-2019-5869)が修正されている。そのほかは、内部監査やファジング(問題を起こしそうなデータを送り、その挙動から不具合を検出するテスト手法)によって発見された欠陥が修正された。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応する。自動更新機能でアップデートすることもできるが、長期間起動したままで利用している場合や、アップデートを自分で管理している場合は、最新版への更新を怠らないようにしたい。