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「Firefox」v69.0.1が公開 ~不具合や脆弱性の修正が中心

脆弱性の修正は1件で、深刻度は“Moderate”

「Firefox」v69.0.1

 Mozillaは9月18日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新安定版v69.0.1を公開した。今回のアップデートでは5件の問題が改善・解消されたほか、脆弱性の修正が行われている。

 本バージョンでは、「Firefox」からリンクをクリックして起動した外部プログラムがバックグラウンドで実行されてしまう問題や、ログインしてもキャプティブポータル(公衆Wi-Fiなどで用いられる特定ページへ誘導する仕組み)の通知バーが消えない問題、開発者ツールのリグレッションなどが修正された。スクリーンリーダーを利用している環境でアドオンマネージャーの使い勝手を向上させる改善や、“リーダー ビュー”で表示を拡大した際のフォントサイズ上限の調整も行われている。

 一方、セキュリティ問題の修正は1件のみ。Webサイトでポインターロックが有効になってもユーザーへ通知されない欠陥が解決された。悪意のあるWebサイトがマウスポインターを乗っ取り、ユーザーを混乱させる可能性があり、深刻度はMozillaの基準で4段階中上から3番目の“Moderate”と評価されている。

 「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 7/8/10に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。すでインストール済みの場合は、ツールバー右端のメニューボタンから[ヘルプ]-[Firefox について]メニューへアクセスし、バージョン情報ダイアログを開くと最新版へアップデートできる。