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「Windows 10 Creators Update」がサービス終了 ~今後セキュリティパッチは提供されず

「April 2018 Update」のPro/Homeエディションも来月のパッチが最後

公式ブログ“Windows IT Pro Blog”

 「Windows 10 Creators Update(バージョン 1703)」のサービスが、10月8日(現地時間、以下同)をもって終了した。米Microsoftは9日、公式ブログ“Windows IT Pro Blog”で改めて注意を喚起するとともに、後継版へのアップグレードを呼び掛けている。

 今秋、2つのOSがサポート満了を迎え、更新サービスの提供が打ち切られる。

  • Windows 10 Creators Update(バージョン 1703):2019年10月更新が最後のパッチ
  • Windows 10 April 2018 Update(バージョン 1803):一般的なユーザーが利用する“Home”、“Pro”および“Pro for Workstation”エディションは来月で更新終了

 サポート期間が満了し、セキュリティパッチを受けられなくなったPCは、そのPCだけでなく、参加しているネットワーク全体のリスクを高めてしまう。ネットワークの情報が漏洩して、他の攻撃を誘発したり、ワーム型のマルウェアであれば他のPCへ感染が広がる可能性があるからだ。“DejaBlue(CVE-2019-1181/1182)”や“BlueKeep(CVE-2019-0708)”といった近年話題となった脆弱性への対策も、基本的にサポート中のOSにしか提供されない。できるだけ早く「May 2019 Update」などへ移行すべきだろう。