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無料のGIFアニメ作成・編集ツール「ScreenToGif」v2.19が公開
デスクトップの動画キャプチャーやWebカメラ、ホワイトボードのアニGIF化が可能
2019年10月15日 06:45
GIFアニメーションを作成・編集できるツール「ScreenToGif」v2.19が、10月7日に公開された。Windows 7以降に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、動作には.Net Framework 4.6.1以降が必要。編集部にてWindows 10で動作確認した。“GitHub”のプロジェクトページからダウンロードできる。
「ScreenToGif」は、デスクトップの指定領域を動画キャプチャーするほか、Webカメラの映像や、組み込みのホワイトボードへの描き込みを録画し、GIFアニメーションとして保存できるツール。録画した動画の編集機能も備えており、動画のカットや2つの動画の結合、リサイズや切り抜き、透かしやテキストの挿入などが行える。また、動画をAPNG(アニメーションPNG)形式で保存したり、「FFmpeg」を別途ダウンロードして([オプション]ダイアログの[外部ツール]画面から直接ダウンロード可能)AVI形式で保存することも可能だ。
v2.19では、デスクトップの録画時にマウスカーソルの動きに追従して録画領域を移動する機能が追加された。利用するにはまず、[オプション]ダイアログの[ショートカットキー]画面にある[Cursor following]欄でマウスカーソル追従機能をON/OFFするショートカットキーを設定する。次に、[オプション]ダイアログの[アプリケーション]画面で[Enable cursor following]オプションをONにすればよい。
また、動画の周囲に影を付加する機能も追加された。動画に影を付けるには編集ウィンドウの[画像]リボンにある[Shadow]ボタンから利用可能。影や背景の色、影の濃さなどを調節することもできる。そのほか、「FFmpeg」を利用して動画を保存する際にプログレスバーが表示されるようなるなどの機能強化が施されている。
なお、10月8日付で若干の不具合を修正した最新版v2.19.1が公開されている。
ソフトウェア情報
- 「ScreenToGif」
- 【著作権者】
- Nicke Manarin 氏
- 【対応OS】
- Windows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 2.19.1(19/10/08)