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老舗のメールチェックツール「nPOP」が9年ぶりのアップデート ~v1.2.0が公開
SSLのアップデートやUNICODE版への一本化、UIのアップデートを実施
2019年11月15日 06:45
老舗のメールチェックツール「nPOP」の最新版v1.2.0が、11月14日に公開された。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリから無償でダウンロード可能。本ソフトのアップデートは9年ぶり。
「nPOP」は、POP3/APOP対応のメールチェックソフト。メールサーバー上のメールを受信せずに、メール一覧のみをチェックして読みたいメールだけをダウンロードできるのが特長で、軽量かつシンプルな点が魅力だ。
久しぶりのアップデートとなる本バージョンでは、「TLS 1.1」と「TLS 1.2」をサポート。SSL通信が「OpenSSL」からWindowsの機能(Schannel)へ切り替えられた。
また、バイナリのリリースがUNICODE版のみになった点や、デフォルトのエンコードがUTF-8になったのも大きな変更点。設定ファイルを除き、ファイル出力もすべてUTF-8で行われるようになった。メニューやダイアログの文字を半角カナから全角カナへ変更したり、高DPI環境への対応を行うなど、ユーザーインターフェイスの見直しも行われている。
そのほかにも、Windows CE系の廃止やダイヤルアップ機能の削除が行われた。最新版の対応OSは、Windows XP/Vista/7/8/8.1/10となっている。
ソフトウェア情報
- 「nPOP」
- 【著作権者】
- nakka 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.2.0(19/11/14)