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Google、デスクトップ版「Chrome 79」を正式公開 ~“WebXR Device API”をサポート
51件の脆弱性を修正
2019年12月11日 11:00
米Googleは12月10日(現地時間)、デスクトップ版「Google Chrome 79」を正式リリースした。Windows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10で利用できる。
「Google Chrome 79」は、仮想現実(VR)や複合現実(AR)をWebブラウザーで実現するためのAPI“WebXR Device API”をサポート。“rendersubtree”属性によるレンダリングの最適化や、デバイスが省電力モード(スリープ、ロック)へ移行するのを防止する“Wake Lock API”の最新版が“Origin Trial”(Web標準候補となっている機能をテストする仕組み)で利用できるようになる。
なお、本バージョンでは51件の脆弱性が修正されているので注意。脆弱性の深刻度の内訳は、同社基準で4段階中最高の“Critical”が2件、上から2番目の“High”が8件、上から3番目の“Medium”が18件、最低の“Low”が9件などとなっている。