老舗の国産ビジネスチャットツール「Chat&Messenger」、Webブラウザーでも動作可能に

「Chat&Messenger」v4.07.51（ブラウザ版）

　国産ビジネスチャットツール「Chat&Messenger」の最新版v4.07.51が、1月6日に公開された。Windows/Macに対応するフリーソフトで現在、本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

　「Chat&Messenger」は、「IP Messenger」互換のメッセンジャーソフト。同一ネットワーク内のユーザーを自動で認識し、テキストメッセージをやり取りできる。10年以上の実績があり、基本機能は無償。チャット・メッセンジャーのほかにも、付箋やスケジュールなどが利用できる。

　さらに、オンプレミスで運用できるサーバーソフト「CAMServer」（シェアウェア、60日間試用可能）や専用サービス“Chat&Messenger クラウドサービス”を導入すれば、拠点をまたいだ連携やモバイルアプリ（iOS/Android）の利用、テレビ会議と音声通話、セキュアな文書管理・ファイル共有、会議室の予約といった機能を備えるグループウェアとしても運用可能。

　v4.07.51ではネイティブアプリに加え、Webアプリとして実装された“ブラウザ版”を追加。わざわざアプリをインストールしなくても、“app.chat-messenger.com”から「Chat&Messenger」が利用できるようになった。WYSIWYGリッチテキストエディターのスタイリング機能で若干の非互換があるが、操作性やパフォーマンスはデスクトップ版・モバイル版にも引けを取らない。

　ただし、オンプレミスモデルでの運用は不能。接続先はクラウドサービスのみとなる。クラウドサービスの価格体系はフリーミアムとなっており、無償で始められる。