クラウド接続機能でリモートオフィスやテレワークにも対応した「Chat&Messenger」v4.00

「Chat&Messenger」v4.00.14

　国産ビジネスチャットツール「Chat&Messenger」の最新版v4.00が、30日に公開された。Windows/Macに対応するフリーソフトで、本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

　「Chat&Messenger」は、「IP Messenger」互換のメッセンジャーソフト。同一ネットワーク内のユーザーを自動で認識し、テキストメッセージをやり取りできる。10年以上の実績があり、基本機能は無償。チャット・メッセンジャー機能のほかにも、テレビ会議、スケジュール、文書共有といった機能を統合している。また、有償の“通常プレミアム”“ビジネスプレミアム”ライセンスを購入すれば、より高度な機能も利用可能。

　メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、独自サービス“Chat&Messenger クラウド”へ接続する機能が追加された（有償、スタンダード版で1ユーザー月額300円）。これにより、リモートオフィスやテレワークにも対応したほか、モバイルアプリ（iOS/Android）との連携も行えるようになった。モバイルアプリは現在、Android版のみが利用可能。iOS版も“Apple Store”へ申請済みで、審査を通過し次第リリースされるという。

　そのほかにも、クラウド対応のためのセキュリティ強化が行われた。Mac版では電子署名や自動更新への対応が行われている。

　なお、v3とv4の間には互換性があるが、アップデートは手動で行う必要があるとのこと。一旦v4へアップデートすると、以降は最新の安定版へ自動更新できるようになる。