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Windows版「Illustrator CC 2019」に致命的な脆弱性 ~Adobe、月例セキュリティ情報を発表
「Adobe Experience Manager」にもセキュリティアップデート
2020年1月15日 08:00
米Adobe Systemsは1月14日(現地時間)、同社製品の月例セキュリティ情報を発表した。今月は「Adobe Experience Manager」と「Adobe Illustrator」で脆弱性の修正が行われている。「Adobe Flash Player」にもアップデートが提供されているが、セキュリティに関する修正はないようだ。
「Adobe Experience Manager」(APSB20-01)
デジタルコンテンツ管理ソリューション「Adobe Experience Manager」では、CVE番号ベースで4件の脆弱性が修正された。深刻度の内訳は“Important”が3件、“Moderate”が1件。v6.3からv6.5までのバージョンにアップデートが提供されている。セキュリティアップデートの適用優先度は“2”。
「Adobe Illustrator」(APSB20-03)
「Illustrator CC 2019」で修正された脆弱性は、CVE番号ベースで5件。いずれも任意コードの実行につながる致命的なもので、深刻度は同社基準で最高の“Critical”と評価されている。アップデートの適用優先度は“3”。
Windows版のv24.0およびそれ以前のバージョンに影響し、v24.0.2へのアップデートが必要だ。