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Google、「Chrome」に新しいメディアハブを追加 ~タブで再生されている音声を一括管理

Windows/Mac/Linux版に対し段階的にリリース

Google、「Google Chrome」に新しいメディアハブを追加

 米Googleは1月16日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」に新しいメディアハブを追加したと発表した。Windows/Mac/Linux版に対し段階的にリリースされる。

 バックグラウンドタブに音楽・動画サイトのページを開き、BGM代わりサウンドを流しているユーザーは少なくないだろう。今回追加されたメディアハブは、こうしたバックグラウンドサウンドを一括管理できる機能。“Global Media Control”という名前で以前からプレビューされており、Chromebookでは昨年8月からすでに導入されているが、ついにデスクトップ版「Google Chrome」にも正式実装されることになった格好だ。

タブで再生されている音楽をポップアップ画面にリストアップ。再生コントロールやミュートが手軽に行える

 メディアハブが利用可能になると、タブで音声が再生されたとき、ツールバーに専用のボタンが現れる。これをクリックすると、タブで再生されている音楽がポップアップでリストアップされる仕組み。このポップアップでは再生・停止・前へ・次へといったメディアコントロールが音楽プレイヤーアプリのようにボタンで行える。また、ポップアップを閉じると、タブが自動でミュート(無音)状態に切り替わる。

 Webサイトの動画をデスクトップ版隅でポップアップ再生する“Picture-in-Picture(PiP)”モードをサポートするなど、「Google Chrome」では最近マルチメディアを楽しむための機能が強化されているが、今回追加されたメディアハブもその一環といえるだろう。