やじうまの杜
Edge/Chromeの新機能:タブでロードされているサウンドを集中管理する“Global Media Control”
次期「Microsoft Edge」のCanary/Dev版、「Google Chrome 77」ベータ版などで体験可能
2019年9月3日 14:06
“やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
筆者は最近、次期「Microsoft Edge」の開発(Dev)版をメインのWebブラウザーにしているのですが(ベータ版が出たので、そのうちそっちに移行する予定です)、ふと気が付くと、ツールバーに見慣れないアイコンが追加されているのに気が付きました。
このアイコンは“Global Media Control”といって、「Microsoft Edge」のタブで読み込まれているサウンドをポップアップで一覧し、個別に再生をコントロールするためのものだそうです。音楽・動画サイトをバックグラウンドのタブで開き、BGM代わりにしているユーザーなどに役立ちそうですね。タブを無音化(ミュート)するときにも使えそう。タッチパネルで操作しているならば、タブにある小さなサウンドアイコンを狙うよりも簡単そうです。
ちなみに、この“Global Media Control”は「Google Chrome」にも搭載されているのだそうです。「Google Chrome 77」であれば、実験フラグ画面(chrome://flags/)の“Global Media Controls”フラグ(chrome://flags/#global-media-controls)を有効化(Enabled)してブラウザーを再起動すると、タブでサウンドを再生したとき、ツールバーに“Global Media Control”アイコンが現れます。
この実験フラグは、Canary版「Microsoft Edge」でも利用できます(edge://flags/#global-media-controls)。Dev版にはまだこの実験フラグはないようですが、もし機能が有効になっていなくても起動オプションに“--enable-features=GlobalMediaControls”を追加すると利用できる可能性があります。もしダメなら起動オプションに“--enable-features=GlobalMediaControls”を追加してみるとよいようです。