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QRコードをやり取りするだけ ~Microsoft、「PowerPoint」の新しいライブプレゼン機能を発表
教育市場向け、60カ国語以上のリアルタイム翻訳・字幕で多国籍参加のニーズに応える
2020年1月20日 15:00
米Microsoftは1月16日(現地時間)、「PowerPoint」の新しいライブプレゼンテーション機能を発表した。参加者は発表者の示すQRコードをスキャンするだけで自分の端末でプレゼンテーションに参加することが可能。他国語のプレゼンテーションをリアルタイムで翻訳したり、スライドに字幕を付けたり、アンケートに答えるなどして発表者へのフィードバックを行うことができる。
この新しいライブプレゼンテーション機能は、教育市場向けの年次技術展示会“Bett UK”でお披露目されるようだ。“Office 365 Education”に含まれるWeb版「PowerPoint」で利用可能で、対応言語は60カ国語以上に上るという。さまざまな国から教師や生徒が集まる学会や講義などでの活用が期待される。
Introducing Live Presentations in@PowerPoint. Engage your audience with the simple scan of a QR code from their device, enabling translations, captions, audience feedback and more. Learn more:https://t.co/33FRYIpU4h#BETT2020
— Microsoft 365 (@Microsoft365)January 16, 2020
そのほかにも、日本語を含む8カ国語に対応した“Microsoft Stream”でトレーニングビデオを作成する機能や、生徒の学習進捗や理解度を分析し、教師・生徒・保護者で共有できる“Microsoft Teams Class Insights”といった新機能もアナウンスされている。