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新しい「Microsoft Edge」がv80.0.361.109に、深刻度“High”の脆弱性2件に対処

「Google Chrome 80」の更新に1日で追随

安定版「Microsoft Edge」v80.0.361.109

 米Microsoftは4月1日(現地時間、以下同)、「Chromium」ベースの新しい「Microsoft Edge」安定版をアップデートした(v80.0.361.109)。本バージョンは、脆弱性を修正したセキュリティアップデート。1日で「Google Chrome 80」の更新に追随した格好だ。

 本バージョンでは「Chromium」がv80.0.3987.162へとアップデートされ、WebAudioにおけるメモリの解放後使用(CVE-2020-6450、CVE-2020-6451)やヒープバッファーオーバーフローの欠陥(CVE-2020-6452)が修正された。深刻度はいずれも同社基準で4段階中上から2番目の“High”。

 新しい「Microsoft Edge」はWindows/Macに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。手動で導入しなくてもいずれ現行の「Microsoft Edge」と置き換えられるが、日本では確定申告シーズンであることに配慮して4月17日以降、順次開始される予定だ。

 すでに新しい「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー(“…”アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。新しい「Microsoft Edge」のアップデートは他のMicrosoft製品の月例更新とは切り離されており、必要に応じて随時提供される