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先週公開されたばかりの「Google Chrome 81」に致命的な脆弱性

v81.0.4044.113への更新を

「Google Chrome」81.0.4044.113

 米Googleは4月15日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の最新安定版81.0.4044.113を公開した。脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

 本バージョンで修正された脆弱性は、全部で1件。音声認識機能で発見されたメモリ解放後利用(use-after- free)の欠陥(CVE-2020-6457)への対処が施された。脆弱性の深刻度は同社基準で4段階中最高の“Critical”と評価されており、警戒を要する。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応する。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)から手動でアップデートすることも可能。

 なお、次のメジャーリリース「Chrome 82」はキャンセルされ、代わりに「Chrome 83」が5月中旬に前倒しでリリースされる予定だ。