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Microsoft、「Windows 10 バージョン 2004」ベースの開発者向け仮想マシンを無償公開
最新の開発ツールがセットアップ済みで、すぐにWindows/HoloLens/Xbox開発に取り掛かれる
2020年7月7日 09:00
米Microsoftは、開発者向けに提供している仮想環境をアップデートした。現在、「Hyper-V」「VMWare」「VirtualBox」「Parallels」の4つに対応した仮想マシンが同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。
今回リリースされたのは、Windows 10やHoloLens、Xboxで動作するアプリの開発を始めるために必要な最小限のツールとフレームワークを含んだ仮想マシン。「Windows 10 バージョン 2004」ベースにアップデートされている。
- Windows 10 バージョン 2004(10.0.19041.0)
- Windows 10 SDK バージョン 2004(10.0.19041.0)
- Visual Studio 2019(6月15日現在の最新版。UWP/.NET デスクトップ開発/Azureのワークフローが有効化されているほか、「Windows Template Studio」拡張機能がインストール済み)
- Visual Studio Code(6月15日現在の最新版)
- Windows Subsystem for Linux(WSL、「Ubuntu」がインストール済み)
- Windows 10の開発者モードが有効化済み
最新バージョンのOSや開発者ツール、SDK、サンプルがすでにセットアップされているため、すぐさま開発に取り掛かれるだろう。
なお、OSのエディションは評価版の「Windows 10 Enterprise」で、ファイルサイズは20GBほど。仮想マシンの有効期限は9月13日に設定されている。