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ビデオ通話にアルファ対応した「Telegram Desktop 2.3」、エンドツーエンド暗号化もバッチリ
スピードとセキュリティにフォーカスしたロシア生まれの無償メッセージングアプリ
2020年9月25日 15:40
スピードとセキュリティにフォーカスした無償メッセージングアプリ「Telegram Desktop」の最新版v2.3.0が、8月20日に公開された。執筆時現在“Microsoft Store”版の更新はまだ確認できていないが、インストーラー版はv2.3.1が利用できる。
「Telegram」は、ロシア・サンクトペテルブルク生まれの無償チャットサービス。現在は当局の規制から逃れるため、開発拠点をドバイに移しているという。セキュリティとプライバシーへとことんこだわっており、1対1で秘密の会話が行える“Secret Chat”機能などを備えるのが目玉。クラウドベースのためクロスデバイスでアカウント・メッセージを同期できる点や、公開APIを使ってBOTと連携できる点なども特徴といえる。デスクトップ(Windows/Mac/Linux)とモバイル(iOS/Android)の両方に対応しており、デスクトップ版アプリは公式サイト“telegram.org”からダウンロード可能。Windows 10ならば“Microsoft Store”からアプリを入手することもできる。
「Telegram Desktop 2.3」では、モバイル版で先行実装されたビデオ通話がアルファ版としてサポートされた。エンドツーエンド暗号化にも対応しており、“Secret Chat”や音声通話と同じ水準の安全性が保たれているという。
グループでの通話はまだサポートされていないが、これについても現在開発中とのこと。今後の改善に期待したい。
ソフトウェア情報
- 「Telegram Desktop」
- 【著作権者】
- Telegram Messenger LLP
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.2.0.0(20/07/26)