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複数のクラウドストレージをドライブとしてマウントできる「Air Live Drive」の無料版

クラウド上のファイルをローカルにあるかのように操作可能

「Air Live Drive Basic」v1.6.1

 (株)ライフボートは9月25日、複数のクラウドストレージをドライブとしてマウントできるアプリ「Air Live Drive」の無料版となる「Air Live Drive Basic」を公開した。Windows 7/8.1/10に対応しており、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

 「Air Live Drive」は、「Google Drive」、「OneDrive」、「Dropbox」、「Box」などのクラウドストレージをローカルドライブのように扱えるようにマウントするツール。このほかにも、「MEGA」、「Yandex」、「MediaFire」、「Amazon S3」、「Wasabi」などの多数のサービスに対応している。

 ファイルの実体は原則としてローカルには存在せず、開くときにはじめてダウンロードされるため、ローカルのストレージを圧迫しない。よく使うファイルはキャッシュとしてローカルに保存される。キャッシュのサイズはデフォルトでは3,072MBだが、設定で変更することも可能。

キャッシュのサイズは設定で変更可能

 マウントされたドライブには、ほかのユーザーから共有されたファイルも、ユーザーごとのフォルダーとして表示されるのがうれしい。また、ドライブ内のファイルやフォルダーの右クリックメニューから共有リンクを取得することも可能だ。

 デフォルトではメインウィンドウの[ドライブ]画面から[接続する]ボタンを押すとドライブがマウントされるが、設定で本アプリの起動時に自動でマウントさせることが可能。もちろん、Windowsの起動時に本アプリを自動起動させることも可能だ。

Windowsの起動時に本アプリを自動起動させることも可能

 無料版の「Air Live Drive Basic」では、登録できるドライブは3つまで、同じサービスの複数アカウントは登録できないといった制限がある。これらの制限がない有償版の「Air Live Drive Pro」は3,800円(税別)でダウンロード販売されている。

ソフトウェア情報

「Air Live Drive Basic」
【著作権者】
Iniciativas Informaticas y de Comunicación, S.L..
【対応OS】
Windows 7/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.6.1