ニュース
Apple Silicon(M1)対応の「Tweeten 5.3」が公開 ~「TweetDeck」ベースの高機能Twitterクライアント
設定画面が刷新。カスタムCSSエディターには「VS Code」と同じコンポーネントを採用
2021年3月30日 09:00
パワーユーザー御用達のTwitterクライアント「Tweeten」の最新版v5.3が、3月25日に公開された。本バージョンでは設定周りが刷新されたほか、Apple Silicon(M1)への対応を実現している。
「Tweeten」は、マルチカラム・マルチユーザー対応のパワフルなTwitterクライアントソフト。“Twitter”公式のクライアントアプリ「TweetDeck」(tweetdeck.twitter.com)をベースとしており、他のアカウントを管理者として追加し、一つのアカウントを共同運用できるチーム機能、指定した日時にツイートを予約投稿する機能といった「TweetDeck」でお馴染みの機能が利用可能。本家「TweetDeck」よりもスタイリッシュなデザインで、独自機能(GIFの検索・投稿や絵文字ピッカー)やカスタマイズも充実している。
対応OSは、Windows/Mac。「Google Chrome」の拡張機能としても提供されているので、「Chrome」ベースのWebブラウザーでも広く利用できるだろう。なお、Windows版は“Microsoft Store”からも入手可能だが、サポートされるプラットフォームはx64/ARM64のみとなる(32bit版はなし)。
本バージョンでは設定画面が一から完全にリニューアルされており、ウィンドウの大きさに合わせて最適なレイアウトになるレスポンシブデザインを採用したほか、検索オプションをフィルタリングする機能や、OSの明暗テーマにあわせて「Tweeten」のテーマを切り替える機能が追加された。ほとんどの設定がリアルタイムに適用されるようになり、再読み込みや再起動が必要なくなったのも便利だ。
また、カスタムCSS機能のエディターが「Visual Studio Code」でお馴染みの「Monaco」エディターになった。CSSが色分け表示(シンタックスハイライト)されたり、入力補完やヘルプの表示が可能になったので、カスタムCSSの編集効率が大きく向上している。
そのほかにも、カラムヘッダーの左端をマウスでドラッグ&ドロップすることでヘッダーの並び替えが可能となった。従来の矢印ボタンを押して移動させる仕組みよりも直感的でわかりやすい。最新版ではカラムヘッダーにアイコンを表示することもできる(初期状態無効)ので、これと組み合わせればアイコンのドラッグでカラムの入れ替えが可能となる。それぞれのツイートに区切り線(セパレーター)を表示するなど、新しいオプションも導入されている。
ソフトウェア情報
- 「Tweeten」Windows ストアアプリ版
- 【著作権者】
- Mehedi Hassan 氏、Gustave M. 氏
- 【対応OS】
- 64bit版Windows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 5.3(21/03/25)