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「Angular」公式の開発支援拡張「Angular DevTools」が公開 ~有志による日本語ガイドも

「Google Chrome」の開発者ツールを拡張し、「Angular」開発に必要な機能を追加

「Angular」のコンポーネントツリーを可視化する「Angular DevTools」

 Web開発プラットフォーム「Angular」の公式ブラウザー拡張機能「Angular DevTools」が、5月18日に公開された。「Google Chrome」に対応しており、「Chrome Web Store」から無償でダウンロードできる。

 「Angular DevTools」は「Chrome」の開発者ツールを拡張し、「Angular」開発に必要な機能を追加したもの。初期リリースではコンポーネントツリーの可視化と変更を検出する仕組みを理解するためのプロファイラーにフォーカスして開発されている。利用の際は「Angular」v9以降と「Ivy」(「Angular」の新しいコンパイルとレンダリングのパイプライン)が必要となる。

「Angular DevTools」のプロファイラー

 「Angular」の開発を支援する拡張機能としてはすでに「Augury」が有名だが、この拡張機能は「Augury」のデベロッパーであるRangle.ioと共同で開発
されているという。今後のリリースではリクエストの多い機能から実装を進め、「Augury」との機能ギャップを埋めることに注力するとのこと。

 すでに有志による日本語ガイドブックも公開されているので、これから「Angular DevTools」の使い方を学びたい人は参考にするとよいだろう。

ソフトウェア情報

「Angular DevTools」
【著作権者】
Angular
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.0(21/05/18)