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342件の新しいセキュリティパッチ ~Oracle、2021年7月定例更新を実施

「Oracle Java SE」関連で6件、「VirtualBox」で4件の脆弱性に対処

「Java SE 8 Update 301」

 米Oracleは7月20日(現地時間、以下同)、四半期ごとに実施される定例セキュリティアップデート(Critical Patch Update:CPU)の内容を発表した。「Oracle Java SE」や「MySQL」、「Oracle VM VirtualBox」などの製品で多数の脆弱性が修正されている。

 「Oracle Java SE」関連では、新たに6件の脆弱性が修正された。うち5件は認証なしでリモートから悪用可能で、警戒が必要だ。Oracleは「JDK 16.0.2」、「JDK 11.0.12」、「JDK 8u301」(Update 301)などをリリースし、最新版へのアップデートを推奨している。

 一方、仮想化(Virtualization)関連で新規に対処された問題は6件。うち1件は認証なしでリモートから悪用可能となっている。「Oracle VM VirtualBox」に影響する問題は4件で、「CVSS 3.1」ベーススコアの最大は「8.2」。v6.1.24へのアップデートが必要だ。

 なお、次回のCPUは10月19日に実施される。