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「Zoom」でビデオ会議相手の映像を一括でOFFにできるように ~チャット機能も大幅強化

リッチテキストや引用が利用可能

「Zoom」v5.8.0

 米Zoom Video Communicationsは9月22日(現地時間)、オンラインビデオ会議ソフト「Zoom」のクライアントアプリの最新版v5.8.0を公開した(Windows/macOS版のみ9月23日公開)。Windows/Mac/Linux版は現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。モバイル版(iOS/Android)もそれぞれのアプリストアで提供されている。

 最新版では、ビデオ会議相手の映像を一括でOFFにできる[着信ビデオを停止]機能が追加された。ビデオ会議ウィンドウ右上にある[表示]ボタンからのメニューから利用可能だ。この機能は回線速度が遅い場合に共有コンテンツを維持するために使えるほか、会議相手の映像が表示されているとストレスになる場合にも利用できるだろう。

[着信ビデオを停止]機能

 また、ビデオ会議中のテキストチャットで絵文字をすばやく入力するため、キーボード入力で絵文字を絞り込む機能が追加された。入力欄に「:」(コロン)を入力した後、アルファベットを2文字以上入力すると、該当する名前が付いた顔文字が絞り込み表示される。

テキストチャットで絵文字をすばやく入力可能

 通常のテキストチャット機能も大幅強化されている。まずリッチテキストに対応し、太字やイタリック体、下線、取り消し線などが使えようになったほか、文字の色や背景の変更、箇条書きなども可能になった。

テキストチャットがリッチテキストに対応

 さらに、チャット相手のメッセージ作成ボックス上部にメモを表示できる「ステータスメモ」が設定可能となっている。「ステータスメモ」は、表示する期間を設定可能なので、「外出中」「休暇中」といった自分の不在を表すメモを表示させたり、「多忙」「さみしい」など自分の状態をアピールするのに使うとよいだろう。「ステータスメモ」はメインウィンドウ右上のボタンから表示できるポップアップの[ステータスメモを設定]から設定可能だ。

「ステータスメモ」
チャット相手のメッセージ作成ボックス上部にメモが表示される

ソフトウェア情報

「Zoom」Windows版
【著作権者】
Zoom Video Communications, Inc.
【対応OS】
Windows 7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.8.0(21/09/23)