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2件のゼロデイ脆弱性に対処した「Microsoft Edge」v95.0.1020.40が公開

すでに悪用が確認されており、警戒が必要

「Microsoft Edge」v95.0.1020.40

 米Microsoftは10月29日(現地時間)、「Microsoft Edge」の最新安定(Stable)版v95.0.1020.40を公開した。7件の脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

 内容は先日の「Google Chrome」とほぼ同じ。「CVE-2021-38000」と「CVE-2021-38003」はすでに悪用が確認されており、警戒が必要だ。

 また、「CVE-2021-38001」「CVE-2021-38002」は中国のハッキングコンテスト「天府杯」(Tianfu Cup)で報告されたもので、すでに攻撃手段が知られている。今後マルウェアに悪用されることも予想されるので、できるだけ早い対応が望ましい。

 安定版「Microsoft Edge」はWindows/Macに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。