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Hyper-V仮想マシンが起動しない問題が解決 ~Windows 8.1、Windows Server 2012/2012 R2

定例外の更新プログラムを手動で適用

同社のドキュメントページ

 米Microsoftは1月17日(現地時間)、Windows 8.1およびWindows Server 2012/2012 R2環境で発生していた「Hyper-V」仮想マシンの問題が解決されたと発表した。同日公開された定例外の更新プログラムを適用すれば解消されるとのこと。

 同社によると、2022年1月の月例セキュリティ更新プログラム(マンスリーロールアップ)「KB5009624」「KB5009586」をUEFIデバイスへインストールすると、「Hyper-V」ベースの仮想マシン(VM)が起動しなくなるという。影響範囲は以下の通りで、それぞれ対応するパッチを適用する必要がある。

 ただし、これらのパッチは「Windows Update」では配信されず、自動では適用されないので注意。「Microsoft Update カタログ」からスタンドアロンのパッケージを入手して、適用する必要がある。

 また、このパッチではドメインコントローラー(DC)として動作しているWindows Serverが予期せず再起動する現象も対処されているとのこと。