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「FFXIV」がWindows 7と32bit版macOSでプレイ不能に

パッチ6.15配信までに最新の動作環境へ移行を

「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」パッチ6.1「新たなる冒険」

 (株)スクウェア・エニックスは、人気MMORPG「ファイナルファンタジーXIV(FFXIV)」が、今後配信予定のパッチ6.15よりWindows 7および32bit版macOSにて、完全に起動できなくなると発表した。

 これはセキュリティの観点から、パッチ6.15においてTLS1.0/1.1を利用した通信を遮断することに伴い決定されたもの。

 すでに「FFXIV」では、米Appleの「macOS Mojave」のリリースに対応する形で、2019年7月に32bit版macOSアプリのサポートを終了し、64bit版アプリへと移行。また、米Microsoftの一般向けサポート期間終了に合わせて、2020年1月をもってWindows 7のサポートを終了している。ただし、動作保証外となるOS独自の問題が発生した場合には原則、クライアント側での対応は行なわないとしながらも、サポート終了後でも「FFXIV」を起動・プレイすることは可能だった。

 今回の決定により、TLS1.2以降に対応していないWindows 7および32bit版macOSアプリでのゲームプレイが完全に不可となる。運営側は、該当の環境を利用していて今後もゲームプレイを継続する場合、パッチ6.15配信までに最新の動作環境に移行するよう呼び掛けている。