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2022年6月Bパッチで「Windows Server」のNATにトラブル、インターネット接続が不能に

最新のパッチで解決済み

Microsoftのアナウンス

 米Microsoftは6月24日(現地時間、以下同)、「Windows Server」でインターネットトラフィックを正しく誘導できなくなる問題が発生していたことを明らかにした。2022年6月Bリリースで配信された更新プログラムが原因で、2022年6月Cリリースで解決されているという。

 同社によると、この現象は「ルーティングとリモート アクセス サービス」(RRAS)を有効にしているサーバーで発生し、サーバーに接続するデバイスがインターネットへの接続に失敗したり、クライアントデバイスが接続した後にサーバーがインターネット接続を失う可能性がある。

 この現象が発生するプラットフォームは、以下の通り。

  • Windows Server 2022
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2008 R2 SP1
  • Windows Server 2008 SP2

 同社は、23日付けでリリースした2022年6月のプレビューパッチ(Cリリース)を適用することを推奨している。パッチが適用できない場合は、RRASサーバーのNAT機能を一時的に無効にすることでもこの問題を回避することも可能だ。