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「Acrobat」「Photoshop」などに任意コード実行やメモリリークの問題 ~Adobeが月例セキュリティ情報を発表

最大深刻度は「Critical」

同社のセキュリティ情報ページ

 米Adobeは7月12日(現地時間)、同社製品に関するセキュリティ情報を発表した。今回は「Acrobat」「Photoshop」など4製品が対象となっている(括弧内はCVEベースでの脆弱性の件数と最大深刻度)。

  • APSB22-10:RoboHelp(1件、Important)
  • APSB22-32:Adobe Acrobat and Reader(22件、Critical)
  • APSB22-34:Adobe Character Animator(2件、Critical)
  • APSB22-35:Adobe Photoshop(2件、Critical)

 内容は任意コードの実行やメモリリークなど。パッチの適用優先度は「Acrobat」「Acrobat Reader」が「2」、そのほかはすべて「3」(各自の裁量で適用を推奨)となっている。悪用が確認されている脆弱性はないが、同社の公開したセキュリティアドバイザリを参照しながらできるだけ早めに修正版へのアップデートを実施したい。