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世界一シンプルな無料デザインツール「Canva」の人気プレゼン用テンプレートTOP5が公開
日本オリジナルデザイン103種類を公開後、利用回数は累計100万回を突破
2022年7月14日 16:00
豪Canvaは7月13日、同社が提供するデザインプラットフォーム「Canva(キャンバ)」について、日本オリジナルデザインのプレゼンテンプレート103種類を公開した3月1日以降、テンプレート利用が4カ月で累計100万回を突破したことを受け、人気テンプレートランキングを含むインフォグラフィックを公開した。従来の海外のものを和訳したテンプレートと比べ、1テンプレートあたりの利用回数が2.9倍となったことが明らかとなった。
「Canva」は、教育関係者からの支持も厚いオンラインデザインツール。豊富なテンプレートを用いてロゴやチラシ、テンプレート、写真・動画コンテンツなどをプロ顔負けのクオリティでデザインできる。フリープランでも25万点を超えるテンプレート、100種類以上のデザインタイプ、チームコラボレーション機能、5GBのクラウドストレージが利用できるのが特徴。作成したデザインはすべてクレジット表記無しで、無料で商用利用することができる。
同社によると、近年のリモートワークの浸透などを背景に、目を引くプレゼンを、時間をかけずに作れるデザインツールとして「Canva」でプレゼンテーション資料を作るユーザーが増えているという。
3月に公開された103種類のプレゼンテーションテンプレートは、リモートワークでの「使いやすさ」を求める日本ユーザーの声に耳を傾け、日本のデザイナーチームがゼロからデザインを作成したもの。デザインはもちろん、実務で使うイメージが湧きやすいように、各業界に合った構成や文章のコピーなど、細部にもこだわったテンプレートとなっている。
今回、公開から4カ月で、特に多くのユーザーに利用されているプレゼンテーションテンプレートがランキング形式で公開された。利用度第1位に輝いたテンプレートは、英語から和訳したテンプレートを含む、全日本語対応テンプレート1,570種類の中で、最も利用されたテンプレートデザイン。TOP5は下記の通り。
今回のランキングより、多くのユーザーに利用されているのはイラストを基調とするテンプレート。同社による調査で「手元に綺麗な写真がないことが多いが、目を引くデザインを作りたい」というユーザーの抱える課題が浮き彫りとなり、この問題を解消するため日本のデザインチームが同テンプレートを考案したという。写真をメインで見せるデザインを控え、イラストや図形を使ったテンプレートを多く作成したことがユーザーのニーズに応える結果に繋がったとしている。