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Oracle、2022年7月「Critical Patch Update」を実施 ~349件のセキュリティパッチをリリース

「Oracle Java SE」関連で5件、「VirtualBox」で2件の脆弱性に対処

Oracle、2022年7月「Critical Patch Update」を実施

 米Oracleは7月19日(現地時間、以下同)、四半期ごとに実施される定例セキュリティアップデート(Critical Patch Update:CPU)の内容を発表した。「Oracle Java SE」や「MySQL」、「Oracle VM VirtualBox」などの製品で349件の脆弱性が修正されている。

 「Oracle Java SE」関連では、新たに5件の脆弱性が修正された。このうち4つは認証なしでリモートから悪用可能で、警戒が必要だ。Oracleは修正を施した「Java SE 18.0.2」、「Java SE 17.0.4」、「Java SE 11.0.16」、「Java SE 8u341」(Update 341)などをリリースし、最新版へのアップデートを推奨している。

 一方、仮想化(Virtualization)関連で新規に対処された問題は2件。いずれも「Oracle VM VirtualBox」に影響し、「CVSS 3.1」ベーススコアの最大は「8.2」となっている。修正版のv6.1.36へ、できるだけ早くアップデートしておきたい。

 なお、次回のCPUは2022年10月18日に実施される。