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Oracle、2022年4月「Critical Patch Update」を実施 ~520件のセキュリティパッチをリリース

「Oracle Java SE」関連で7件、「VirtualBox」で5件の脆弱性に対処

「Java SE 8 Update 321」

 米Oracleは4月19日(現地時間、以下同)、四半期ごとに実施される定例セキュリティアップデート(Critical Patch Update:CPU)の内容を発表した。「Oracle Java SE」や「MySQL」、「Oracle VM VirtualBox」などの製品で520件の脆弱性が修正されている。

 「Oracle Java SE」関連では、新たに7件の脆弱性が修正された。すべて認証なしでリモートから悪用可能で、警戒が必要だ。Oracleは修正を施した「Java SE 18.0.1」、「Java SE 17.0.3」、「Java SE 11.0.15」、「JDK 8u331」(Update 331)などをリリースし、最新版へのアップデートを推奨している。

 一方、仮想化(Virtualization)関連で新規に対処された問題は6件。「Oracle VM VirtualBox」に影響するものは5件で、「CVSS 3.1」ベーススコアの最大は「7.8」となっている。v6.1.34へのアップデートが必要だ。

 なお、次回のCPUは2022年7月19日に実施される。