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「Acrobat」「Illustrator」「Premiere Elements」などに致命的な脆弱性

Adobeが月例セキュリティ情報を発表

同社のセキュリティ情報ページ

 米Adobeは8月9日(現地時間)、同社製品に関するセキュリティ情報を発表した。今回は「Acrobat」「Illustrator」「Premiere Elements」など5製品が対象となっている(括弧内はCVEベースでの脆弱性の件数と最大深刻度)。

  • APSB22-38:Adobe Commerce(7件、Critical)
  • APSB22-39:Adobe Acrobat and Reader(7件、Critical)
  • APSB22-41:Adobe Illustrator(4件、Critical)
  • APSB22-42:Adobe FrameMaker(6件、Critical)
  • APSB22-43:Adobe Premiere Elements(1件、Critical)

 内容は任意コードの実行やメモリリーク、権限昇格など。パッチの適用優先度は「Acrobat」「Acrobat Reader」が「2」、そのほかはすべて「3」(各自の裁量で適用を推奨)となっている。悪用が確認されている脆弱性はないが、同社の公開したセキュリティアドバイザリを参照しながらできるだけ早めに修正版へのアップデートを実施したい。