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「Google Chrome」に4日遅れ ~「Microsoft Edge」にもゼロデイ脆弱性対策パッチ

「Extended Stable」チャネルにも展開。できるだけ早い適用を

「Microsoft Edge」v107.0.1418.62

 米Microsoftは11月28日(現地時間、以下同)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」の最新安定(Stable)版v107.0.1418.62を公開した。ゼロデイ脆弱性が修正されているので、かならずアップデートしておきたい。

 脆弱性の内容は、GPUにおけるヒープオーバーフロー(CVE-2022-4135)。深刻度は4段階中上から2番目の「High」と評価されている。最高深刻度の「Critical」ではないものの、すでにエクスプロイト(脆弱性を利用した不正なプログラム)が確認されているため、警戒を怠るべきではない。

 ちなみに、「Google Chrome」は24日のアップデートでこの脆弱性に対処済み。「Edge」は4日遅れての対応となった。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。

画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へ

 なお、「Extended Stable」チャネルもv106.0.1370.86へとアップデートされているので注意。