ニュース
「LibreOffice 7.4」系の最終バージョン「LibreOffice 7.4.7 Community」が公開
クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境
2023年5月12日 10:00
The Document Foundation(TDF)は5月11日(中央ヨーロッパ時間、以下同)、「LibreOffice 7.4.7 Community」を公開した。50件の不具合修正や機能改善が含まれており、安定性が向上している。
「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在「libreoffice.org」から無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7 SP1以降をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。
「LibreOffice 7.4」は新機能よりも安定性を重視したバージョン(Still)だが、6月12日でメンテナンスが打ち切られる。今回のリリースが最終版となる見込みなので、後継バージョン「LibreOffice 7.5」(Fresh)への移行が必要だ。
「LibreOffice 7.5」ファミリーの最新版は、5月4日にリリースされたv7.5.3。すでに何回かのマイナーアップデートを重ねており、安定性に大きな問題はないだろう。「LibreOffice 7.5」の最新機能も利用できる。
ソフトウェア情報
- 「LibreOffice」v7.4系統
- 【著作権者】
- LibreOffice contributors
- 【対応OS】
- Windows 7/8/10/11およびWindows Server 2012~2022
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 7.4.7(23/05/11)