ニュース

「Google Chrome」の旧翻訳機能が廃止に ~v95以前に搭載

アップデート、あるいはWeb版「Google 翻訳」の利用を呼びかけ

「Google Chrome」のコミュニティサイト

 米Googleは5月24日(現地時間)、「Google Chrome 95」(M95)以前のバージョンにおいて、同Webブラウザー内に組み込まれている翻訳機能を無効化するプロセスを開始したと発表した。該当するバージョンの「Chrome」を使用している場合、「このページは翻訳できませんでした(This page could not be translated.)」とのエラーメッセージが表示されるようになる。

 「Chrome」内の翻訳機能を引き続き利用するには、「Chrome」のバージョンを「M96」以降にアップデートする必要がある。デバイス上の理由から更新できない場合、そのデバイスではWebブラウザー内蔵の翻訳機能は使用不可。Web版の「Google 翻訳」にアクセスして利用する形になる。

「Google Chrome」の言語設定画面

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。Windows版は、Windows 10/11で利用可能。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデートすることもできる。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。