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Arm32 UWPアプリの非推奨化がWindows 11 Canaryチャネルで開始

OSのアップグレードで動作不能に

 このコーナーでは、「Windows 11 Insider Preview」ビルドでテストされている最新のOS機能を紹介します。ただし、テストの結果、紹介した機能が製品版OSに搭載されないこともあります。あらかじめご留意ください。

Arm32 UWPアプリの非推奨化がWindows 11 Canaryチャネルで開始

 米国時間7月13日に「Windows 11 Insider Program」のCanaryチャネルでリリースされたBuild 25905で、Arm32 UWPアプリケーションが非推奨となった。今年初めにアナウンスされていたが、ついに実行に移されることになった。

 Arm32 UWPアプリがインストールされている環境をこのビルドへアップグレードすると、アプリはデバイス上で動作しなくなる。動作不能になるアプリはOSのセットアップ中にリストアップされるため、そこで確認できる。

 なお、Arm64アプリならば今後も利用可能。メンテナンスが継続されているアプリであれば、すでにArm64版が用意されている場合があるので、「Microsoft Store」で更新を保留中のアプリがある場合は、あらかじめ「ストア」アプリの[ライブラリ]ページで手動更新を済ませておくとよいだろう。アップグレード後のトラブルを減らせる可能性がある。

 OSのアップグレードが完了した後にArm32アプリを修正するには、アプリを一旦手動でアンインストールし、再度インストールする必要がある。利用中のデバイスと互換性のあるバージョンがあれば、インストールして利用できるはずだ。ただし、対応バージョンがない場合は、代替製品を探す必要がある。