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ARM32のUWPアプリが非推奨に ~ARM64への移行を

Windows 11の将来リリースで削除

「Microsoft Learn」におけるアナウンス

 米Microsoftは1月7日(現地時間)、32bit Arm環境(AArch32、ARM32)における「ユニバーサル Windows プラットフォーム」(UWP)アプリのサポートを非推奨とすると発表した。Windows 11の将来リリースで削除されるという。

 なお、この変更はQualcomm社の「Snapdragon」プロセッサー(CPU)を搭載したデバイスにのみ影響する。IntelまたはAMD製のプロセッサーを搭載したデバイスには関係がない。利用中のデバイスがどのプロセッサーを搭載しているかは、「設定」アプリの[システム]-[バージョン情報]セクションで確認できる([Windows]+[Pause]キー)。

「設定」アプリの[システム]-[バージョン情報]セクション

 Microsoftは「Visual Studio」をはじめとするUWP開発環境・ツールをすでにARM64へ対応させている。UWPアプリの開発者は同社が公開するガイダンスに従い、アプリケーションをARM64対応へアップデートするとよいだろう。

「Microsoft Store」へアプリを提出する際の注意喚起メッセージ