Windows Insider Preview

「Windows on ARM」の「Hyper-V」がvTPM対応へ ~Windows 11のTPM 2.0要件を満たす

ARM64デバイスでも「Windows 11 Insider Preview」を仮想実行できるように

 このコーナーでは、「Windows 11 Insider Preview」ビルドでテストされている最新のOS機能を紹介します。ただし、テストの結果、紹介した機能が製品版OSに搭載されないこともあります。あらかじめご留意ください。

「Windows Insider Blog」におけるアナウンス

 米Microsoftは5月22日(現地時間)、「Windows on Arm」(ARM64)ビルドの「Hyper-V」で仮想TPM(vTPM)をサポートしたと発表した。まずはプレビュープログラム「Windows Insider」のCanaryチャネル(Build 25370)でテストされる。

 この改善におけるメリットは、ARM64デバイスで「Windows 11」を「Hyper-V」で仮想実行できるようになること。「Windows 11」をインストールできるシステム要件の1つに「TPM 2.0」への対応があるが、これが満たされる。

 ホストOSをBuild 25370へアップグレードすると、ゲストの「Windows on Arm」仮想マシンを「Windows 11 Insider Preview」ビルドへアップグレードできるようになる。