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Windows 11に対応した「VMware Workstation 17」が公開 ~無償の「Player」も継続

OpenGL 4.3対応、仮想TPMも改善

「VMware Workstation 17」がリリース

 米VMwareは11月17日(現地時間)、「VMware Workstation 17」をリリースした。従来通り、無料の「Player」(個人利用および非商用に限る。商用は税込み15,708円)と有償の「Pro」(税込み20,983円)の2エディション構成となっている。

 「VMware Workstation 17」は、新たにWindows 11をホスト・ゲストの両方でサポート。Windows 11環境に「VMware Workstation」をインストール(ホスト)したり、仮想マシン(VM)にWindows 11をインストール(ゲスト)できるようになった。

ホスト・ゲストともにWindows 11に対応

 また、Windows 11のハードウェア要件である「TPM」(Trusted Platform Module)への対応も強化。VMの「完全暗号化」(Full Encryption)だけでなく、仮想TPM(vTPM)でもVMのパフォーマンスを損なわない「高速暗号化」(Fast Encryption)がサポートされた。無料の「Player」にもVM仮想化機能が拡張されており、Windows 11の仮想マシンをシームレスに作成できる。

2つのVM仮想化モードを用意

 そのほかにも、Windows/Linux VMでの「OpenGL 4.3」対応が図られた。Windows 11に加え、以下のOSがゲストとしてサポートされている。

  • Windows Server 2022
  • Ubuntu 22.04/20.04/22.10
  • Debian 11.5/12
  • Fedora 37/36
  • RHEL 9
  • FreeBSD 12/13