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「Microsoft Edge 115」が公開 ~「Edge」固有の問題2件を含む13件の脆弱性を修正

Android版にも1件のセキュリティ修正

「Microsoft Edge」v115.0.1901.183

 米Microsoftは7月21日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v115.0.1901.183を安定(Stable)チャネルでリリースした。「Edge 115」における大きな変更は、管理者向けに「Microsoft Edge management service」とポリシーがいくつかが追加されたことぐらいだ。

 セキュリティ関係の修正はCVE番号ベースで13件。内容は「Google Chrome 115」とほぼ同じだが、「Edge」固有の問題が2件含まれている。

  • CVE-2023-38187:Microsoft Edge (Chromium ベース) の特権の昇格の脆弱性(Moderate)
  • CVE-2023-35392:Microsoft Edge (Chromium ベース) のなりすましの脆弱性(Low)

 また、Android版でも「Edge」のみに影響するなりすましの脆弱性(CVE-2023-38173)が修正されている。深刻度は「Moderate」。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。