ニュース

「Microsoft Edge」にリモートコード実行の脆弱性、修正版が公開

iOS、Android版にもセキュリティアップデート

「Microsoft Edge」v114.0.1823.82が公開

 米Microsoftは7月13日(現地時間)、デスクトップ版「Microsoft Edge」v114.0.1823.82を安定(Stable)チャネルと拡張安定(Extended Stable)チャネルでリリースした。

 本バージョンでは、「Edge」固有の脆弱性が1件修正された。「Chromium」の問題ではないので、「Google Chrome」などには影響しない。また、iOS版とAndroid版でもそれぞれ1件の脆弱性の修正が行われたことがアナウンスされている。

  • CVE-2023-36887:Microsoft Edge (Chromium ベース) のリモートでコードが実行される脆弱性(Important)
  • CVE-2023-36888:Microsoft Edge for Android (Chromium-based) Tampering Vulnerability(Important)
  • CVE-2023-36883:Microsoft Edge for iOS のなりすましの脆弱性(Moderate)

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。