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「Skype Messaging 2.0」が発表 ~メッセージ関連のUIを刷新、ファイル共有なども強化
今後の「Skype」アップデートで導入へ
2024年2月19日 12:40
米Microsoft傘下のSkypeは2月16日(現地時間)、「Skype Messaging 2.0」を発表した。右クリックメニュー(コンテキストメニュー)のモダナイズを初めとするユーザーインターフェイスの再設計、ファイル共有の改善などを含む、新しいメッセージ機能が「Skype」に導入される。
よりスムーズなチャット体験
モバイルアプリで導入された新しいコンテキストメニューは、メッセージの長押しで利用可能。コピー、返信、転送、後で簡単にアクセスするためのブックマークなど、メッセージに対するコマンドもコンテキストメニューにスッキリとまとめられている。
絵文字によるリアクションはコンテキストメニュー上部から選ぶだけ。サジェストされているものでは満足できない場合は、[+]アイコンのタップで絵文字ライブラリへアクセスするとよい。ジャンルごとに分けられた絵文字から好みのものを探せる。キーワードによる検索も可能だ。
そのほかにも、会話の管理がより直感的になる。チャットリスト内のチャットを長押しするだけで、お気に入りの追加からチャットの削除までがすばやく行える。
スタックメディアアルバム
「スタックメディアアルバム」(Stacked Media Albums)は、2つ以上の写真やビデオをチャットで共有したときに使われる。単にタイル状に並べるのではなく、雑に机の上に置いたかのように折り重なって表示されるのが新鮮で、場所もとらない。
メッセージ返信の再設計
特定のメッセージに返信したい場合は、タップすればよい。メッセージを引用し、即座に返信することができる。
引用部分には縦線インジケータと影が追加されるので、地の文との見分けも簡単。ユーザーインターフェイスの配色に合わせた色で表示される。
長いメッセージの表示
すべてのプラットフォームの「Skype」で、長いメッセージの返信は3行に切り捨て表示されるようになった。チャットスペースがスッキリし、会話の流れを追いやすくなる。
ちなみに、切り捨て表示になったメッセージはタップで前文の表示が可能だ。
通話関連のシステムメッセージ
また、通話に関する通知システムも全体的に刷新された。会議中に電話がかかってきても、同じチャットウィンドウ内でメッセージを返すことができる。タップすれば電話の折り返しも可能。
そのほかにも、グループ設定のコンタクトにアバターが導入された。わかりやすいアバターを設定しておけば、視覚的に見分けるのが容易になる。