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画像生成AI「Bing Image Creator」に対応した「Skype 8.101」の展開が開始

チャット内でAIにお願いして、絵を描いてもらえる

Windows版「Skype 8.101」

 米Microsoft傘下のSkypeは8月10日(現地時間)、「Skype 8.101」のロールアウトを開始した。Windows デスクトップ版はすでに公式サイトからダウンロード可能。自動更新や各アプリストアでの配信も順次開始されている。

 「Skype 8.101」の目玉は、「Bing Image Creator」が正式にサポートされたこと。自然言語で「馬を描いて」などと「Bing」アカウント(@Bing)に依頼すると、画像生成AI「DALL-E」が4つのバリエーションを生成してくれる。この機能はすべてのプラットフォームで利用可能だ。

言葉でAIに絵を依頼
プレビュー画面でAIが描いた絵を閲覧

 そのほかにも、チャットエクスペリエンスが改善。チャット内のテキストを選択して右クリックすれば、コンテキストメニューへアクセスできるようになった。コンテキストメニュー(右クリックメニュー)では、選択テキストをWebで検索したり、当該部分を引用して返信したり、他のユーザーへ転送したり、翻訳したりといったさまざまな機能が利用できる。

チャットエクスペリエンスも改善

 「Skype」の対応プラットフォームはデスクトップ(Windows/Mac/Linux)、モバイル(iOS/Android)、Web(web.skype.com)。Windows版はWindows 7以降に対応しており、現在公式サイト「skype.com」から無償でダウンロード可能。Windows 10/11ならば「Microsoft Store」からストアアプリ版を入手することもできる。