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Bedrock版「マイクラ」で既存ワールドに新要素を追加できるアドオンが利用可能に

カスタムブロックやアイテム、モブ、レシピなどを追加。無料アドオンも公開

Bedrock版「マインクラフト」でアドオンが利用可能に

 米Microsoft傘下のMojangは2月21日、サンドボックスゲーム「Minecraft(マインクラフト)」のBedrock版に、アドオンを導入した。ゲーム内のマーケットプレイスにて提供されている。

 アドオンはゲーム内にカスタムブロックやアイテム、モブ、レシピなどのコンテンツを追加する仕組み。これまでマーケットプレイスで提供されていたワールドデータとは異なり、通常どおりに作成したワールドにも適用できるのが特徴。

 ゲーム内のマーケットプレイスを確認すると、アドオンのコンテンツには「Add-On」という青いタグが付けられ、区別できるようになっている。公式サイトの情報によると、現時点では10種類のアドオンが提供されており、うち6つは無料となっている。

ゲーム内のマーケットプレイスでは、「Add-On」というタグが付けられている

 具体的な内容を見ると、死んだ時に落としたアイテムが墓石に収められ、時間経過や溶岩による消失を防ぐものや、ワールド内を一瞬で移動できるポータルを作成できるものなど、ゲームの利便性を向上させるものがある。

 ほかにも椅子を含む家具を追加するものや、これまでにない凶悪なモブを登場させるもの、ウールやTNTのバリエーションを増やすものなど、ゲーム内容に新たな要素を加えるものが用意されている。

 ちなみにアドオンという仕組み自体は以前から存在しており、公式ではないWebサイトでファイルとして配布されているものはある。今後はゲーム内のマーケットプレイスでの提供が可能になるとともに、有料販売も行えるようになる。ユーザーにとってはアドオンを安全に入手でき、クリエイターにとっては新たな活躍の場が増えたと言える。

現時点では10種類のアドオンが提供されており、うち6つは無料となっている