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「Acrobat Reader」「Illustrator」などに脆弱性 ~Adobeの月例セキュリティ情報

8製品でセキュリティアップデートが実施、最大深刻度は「Critical」

同社のセキュリティ情報ページ

 米Adobeは5月14日(現地時間)、月例のセキュリティ情報を発表した。今回対象となっているのは「Adobe Acrobat Reader」「Adobe Illustrator」など8製品で、深刻度がもっとも高い「Critical」と評価された脆弱性も含まれる。

 脆弱性の修正が行われた製品は以下の通り。(括弧内はCVEベースでの脆弱性の件数と最大深刻度)。

  • APSB24-29:Adobe Acrobat and Reader(12件、Critical)
  • APSB24-30:Adobe Illustrator(3件、Critical)
  • APSB24-31:Substance 3D Painter(4件、Critical)
  • APSB24-33:Adobe Aero(1件、Critical)
  • APSB24-35:Substance 3D Designer(1件、Important)
  • APSB24-36:Adobe Animate(7件、Critical)
  • APSB24-37:Adobe FrameMaker(8件、Critical)
  • APSB24-39:Adobe Dreamweaver(1件、Critical)

 パッチの適用優先度は「3」。同社は管理者の判断で適宜アップデートすることを推奨している。