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「Creative Cloud」「Photoshop」などに脆弱性 ~Adobeの月例セキュリティ情報

10製品でセキュリティアップデートが実施、最大深刻度は「Critical」

同社のセキュリティ情報ページ

 米Adobeは6月11日(現地時間)、月例のセキュリティ情報を発表した。今回対象となっているのは「Adobe Photoshop 」、「Adobe Creative Cloud」デスクトップアプリなど10製品で、深刻度がもっとも高い「Critical」と評価された脆弱性も含まれる。

 脆弱性の修正が行われた製品は以下の通り(括弧内はCVEベースでの脆弱性の件数と最大深刻度)。

  • APSB24-27:Adobe Photoshop(1件、Critical)
  • APSB24-28:Adobe Experience Manager(144件、Critical)
  • APSB24-32:Adobe Audition(2件、Important)
  • APSB24-34:Adobe Media Encoder(1件、Important)
  • APSB24-38:Adobe FrameMaker Publishing Server(2件、Critical)
  • APSB24-40:Adobe Commerce(10件、Critical)
  • APSB24-41:Adobe ColdFusion(2件、Important)
  • APSB24-43:Substance 3D Stager(1件、Critical)
  • APSB24-44:Adobe Creative Cloud Desktop Application(1件、Critical)
  • APSB24-50:Adobe Acrobat Android(2件、Important)

 パッチの適用優先度は「3」。同社は管理者の判断で適宜アップデートすることを推奨している。