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無料のメールソフト「Thunderbird 128.2.1esr」が公開

「mailto:」リンクのクリックで発生するフリーズなどを修正

「Thunderbird 128.2.1esr」

 オープンソースのメールソフト「Thunderbird」v128.2.1esrが、9月16日にリリースされた。以下の問題に対処したマイナーアップデートとなっている。

  • 子要素を含む「mailto:」リンクのクリックでメッセージウィンドウがフリーズ
  • 統合・仮想フォルダーで並べ替えによるグループ化された状態が保存されない
  • ローカルフォルダーを修復した際に一時的にメッセージが消えてしまう
  • IMAPフォルダーを修復した際に誤った合計・未読メッセージ数が表示される
  • クイックフィルターがスレッドを受信・昇順で並べ替えるようにリセットされる
  • SMTPサーバーの表示名が日付としてフォーマットされてしまう
  • 特定の状況で「SeaMonkey」のプロファイルがインポートできない
  • カレンダーのイベントが検索できない
  • オフライン時にカレンダーの更新がキャッシュされない

 そのほか、ビジュアルとユーザーエクスペリエンスの改善も行われている。セキュリティ関連の修正は行われていない模様だ。

 「Thunderbird」はWindows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在、公式サイト「thunderbird.net」や「Microsoft Store」からダウンロード可能。Windows版はWindows 10以降をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。